やり残しは、今日のところに出る。(バージョン 9)
やり残した ToDo を、今日のところにも出すようにしました。Google カレンダーと Google ToDo につないで使う、Android 用のカレンダーアプリを自分で作っていて、これはそこに入れた機能の話です。この回は、毎日使っていたのに気づいていなかったことがいくつも出てきた版になりました。
開発日誌の 8 本目です(前回はこちら)。バージョン 9(2026 年 10 月 6 日)のことを書きます。
アプリそのものは、いまクローズドテスト中です。一般公開はもう少し先になります。
やり残しは、今日のところに出る
ToDo は日付を付けて入れるので、終わらないまま日付が過ぎると、過ぎた日のところに残ります。カレンダーを遡らないと見つからないので、やり残したまま忘れてしまいます。
そこで、終わっていないタスクを今日のところにもう 1 件出すようにしました。名前の前にもともとの日付が付くので、いつやるはずだった用事かも分かります。
⤷ 9/20 見積もりを送る
はじめは、翌日から今日までの各日に出していました。これはやめました。半年ほったらかしのタスクが 1 件あると、半年ぶんのカレンダーがその 1 件で埋まり、本当にあった予定が押し出されるからです。出るのは今日だけです。
もともとのタスクの日付は、1 ミリ秒も変えていません。Google の ToDo のほうにはさわっていないので、元の日にも今までどおり並びます。今日に出ているのは写しなので、ドラッグでは動かせません。動かすと、繰り越し先の日を基準に日付が書き換わるからです。
今日に 1 件増えるぶん、タスクの多い日は窮屈になります。月表示では、タスクが 3 件以上ある日を「タスク ○件」にまとめます。まとめるのはタスクだけで、予定は 1 件も減りません。帯を押せば、その日の日表示で確かめられます。
書けたかどうかは、Google に聞いても分からない
完了にしたタスクを開くと、完了日が出るようにしました。終わらせたのに忘れて、翌日にチェックを付けたときのために、「直す」から日付を選び直せます(先の日付は選べません)。記録は 前回と同じ考え方で、Google の ToDo そのものに入ります。
ただ、Google が書き換えを受け付けたかどうかは、こちらからは分かりません。だから書いたあとに読み返して、違っていたら画面に赤で出します。黙って「直せました」と出すのが、いちばんまずい形です。オフラインでは完了日が出ず、直すこともできません。
予定を入れない日にも、色を付ける
予定を入れるほどではないけれど、見分けたい日があります。毎週水曜はジムの日、毎月 25 日は給料日、毎年決まった日の記念日——そういう日です。これを予定として入れると、本当の約束に混ざります。どれが約束でどれが習慣なのか、見ただけでは分からなくなります。
そこで、予定ではなく日付のカードそのものに色を付けるようにしました。くり返しは 6 とおりから選べます。
1 日に 2 つ当てはまったときは、色を混ぜません。一覧で上にあるほうが勝ちます。混ぜてしまうと、どちらの条件が効いているのか画面から分からなくなるからです。
色を消すのも同じ「+」からです。別の画面へ追いやると、付けたあとに消し方を探すことになります。ただ、くり返しの色は1 日だけ外すことができません。外した日を覚えておく入れ物が無いので、✓ を入れると条件ごと消えます(ほかの日の色も消えます)。
「毎月の月末」と「毎月 31 日」は、別のもの
くり返しには、この 2 つを別々に用意しました。「毎月 31 日」は、31 日の無い月には色が付きません。わざとそうしてあります。
月末に回してしまうと、30 日で締める月に、給料日の色が別の日に付きます。だから締め日のための「毎月の月末」を別に置いて、そちらは 2 月の 28 日・29 日も暦に数えさせています。
終日の予定が、一覧では日付だけだった
仕事の予定は終日で 1 件だけ入れて、時間は説明欄に書いています。前回書いた書き方です。そうすると予定一覧には日付しか出ないので、何時から何時まで動いた日なのかは、開かないと分かりませんでした。
詳細を書いてある予定には、その日の最初の時刻から最後の時刻までを添えるようにしました。
これまで 2026/08/17
いまは 2026/08/17 8:00~19:00
これは拘束です。休憩を抜いた合計(実働)ではありません。詳細を書いていない予定は今までどおり日付だけで、何日も続く終日予定には出しません。日ごとに時間が違うからです。
何日も続く現場は、日が違うだけで行の並びが同じことが多いので、2 日目から先は「前の日と同じ並びにする」で枠を作れます。出るのは、その日にまだ何も書いていないときだけです(打ったものを上書きしません)。写すのは行の名前だけで、時刻と費用は写しません。前の日の時刻が入っていると「もう書いた」ように見えるからです。
予定一覧にだけ、出てこなかった
同じ一覧で、圏外で作った予定が最後尾にいたのも直しました。何年も先の予定よりさらに下に並ぶので、予定一覧からは見つけられません。月・週・日には正しい日に出ていたので、気づけない形でした。
横にめくれるようにしたら、罫線が見えていた
予定の詳細を開いたまま、左右に払うと次と前の予定が読めるようにしました。並ぶ順は予定一覧と同じ(開始が早い順)です。絞り込んでいるあいだは、絞り込んだあとの予定だけをめくります。なお写真の帯の上で払うと写真のほうが先に動くので、予定を送るときは写真より上か下で払ってください。
順番は画面を開いた時点で決めています。そうしないと、裏で走っている取り込みで並びが入れ替わったときに、指を置いたまま知らない予定へ飛ばされてしまいます。
めくって読むようになって、この画面が「読む場所」になりました。そこで初めて目についたのが、説明のところに罫線がそのまま並んでいたことです。前回「ここは割り切りました」と書いた、あの罫線です。
これからは「説明」と「終日予定の詳細」(時間指定の予定では「予定の備考」)の 2 つに分かれて出ます。並びは説明が上、詳細が下です。予定が決まったときに説明を書いて、その日が過ぎてから記録していくので、書く順番がそのまま上下になります。
予定に書いてある文字は、1 文字も変わっていません。見せ方だけの話です。直したのはこちらの画面だけなので、共有している相手の Google カレンダーには、今までどおり罫線が出ます。
並べてみて、はじめて見えた
ストアに載せる絵を撮るために、全部の画面を並べました。すると、毎日使っていても気づけなかったものが出てきました。
ひとつは、日表示と週表示が、必ず 0 時から開いていたことです。夜中に予定を入れている人はまずいないので、上半分が空っぽの絵になります。いちばん早い予定の 30 分前から開くようにしました。時間を決めた予定が無い日は 8 時からです。
もうひとつは、ホーム画面のウィジェットだけ、文字が小さいままだったことです。アプリ本体の文字の大きさは、作りの都合でウィジェットには届きません。そこで別に小・中・大を選べるようにしました。今までの大きさが「小」です。大きくすると、1 つのマスに入る予定の数は減ります。
ほかのアプリの「カレンダーに追加」から選べる
ブラウザでイベントのページを見て「カレンダーに追加」を押すと、自分の端末ではこれまで候補に Google カレンダーしか出ませんでした。予定を入れる道は、アプリを開いて自分で打つ 1 本だけでした。
候補にこのアプリも出るようにしました。選ぶと作成画面が開いて、題と日時がもう入っている状態になります。
受け取るのは、題・開始・終了・終日かどうかの 4 つだけです。
場所とメモは受け取りません。日時が届かなかったときは、「+」と同じ今日の終日で開きます。
これから
繰り越したタスクは、ホーム画面のウィジェットにはまだ出していません。月カレンダーのマスは文字が小さいほうでも既に下から切れているので、そこへ足すと本物の予定が押し出されます。
「出力」(PDF出力・費用のまとめ先)は、この版でもまだ工事中です。
費用を予定に書き込むところは今までどおり使えます。
この回に直したものは、ほとんどが自分で毎日触っていたところでした。全部の画面・全部の色・7 人ぶんの使い方を並べてみると、ふだん自分が通らない道が見えます。
前の回 — 紙の別紙をやめて、26:00 と書く。次の回 — 書く場所は 1 つ、見る場所が増えた。開発日誌の一覧
カレンダー by LAWRENCE についてイベント設営・図面のページ

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