開発日誌

ヘルメット君と、いいます。

LAWRENCE

LAWRENCE にキャラクターができました。ヘルメット君といいます。スーツに、モトクロス用のフルフェイス。かぶっているのではなく、頭がヘルメットそのものです。いま LINE スタンプの審査に出しているところなので、その報告も兼ねて。

追記(2026年10月3日)
審査が通って、販売がはじまりました。第1弾はこの記事の喜怒哀楽16枚、第2弾は「おはよう」「ありがとう」「了解」などのあいさつ16枚です。
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スーツのまま、かぶっていました

商社に勤めていた頃、晴れた日はバイクで通勤していました。朝、着替えるのが面倒で、スーツのままヘルメットをかぶって乗ることも多かったんです。

自分でも、変だなあと思っていました。スーツに革靴で、頭だけモトクロス用のフルフェイス。似合っているとは言いがたい。

ヘルメット君は、そのときの自分です。キャラクターの設定として決めた格好ではありません。本当にそういう通勤をしていた、というだけの話です。

中身は、入っていません

この絵を描いたのは 3 年ほど前です。当時やっていた別のブログのキャラクターが欲しくて、iPad の ibisPaint で描きました。指で描けるお絵かきアプリです。LAWRENCE のために描いたものではありません。手元に残っていたものを、いま引っぱり出してきた形です。

そのとき決めたことが、ひとつだけあります。モデルは自分ですが、中に人は入れませんでした。

自分をそのままキャラクターにするつもりはなかったからです。顔を描けば、それは自分の絵になる。だったら中身は無しでいい、と。

頭がヘルメットなのは、これが理由です。
かぶっているのではなく、かぶりものだけが歩いています。あとから考えると、フルフェイスは表情が見えないものなので、「顔が無い」ことと相性がよかったのだと思います。

「3 人」ではなく、「1 人が被り替える」

バイクを何台か持っていて、乗るバイクによってヘルメットが違います。ヘルメット君は頭がヘルメットなので、そのぶん頭が変わることになります。

ここで3 人のキャラクターにする手もありました。オフロード・アメリカン・アドベンチャーの三兄弟、という形です。にぎやかだし、分かりやすい。

やめました。増車するたびに呼び名を変えることになるからです。「三兄弟」は、4 台目を買った日に嘘になります。そのたびに名前を付け直すのは、たぶん続きません。

だから、同じヘルメット君が被り替えていることにしました。名前はひとつのままで、頭だけが増えていきます。

増やしたいのは、服のほうもです。休みの日は私服で乗りますし、作業用のつなぎのまま乗っていたこともあります。スーツは通勤のときの格好でしかないので、そのうち着替えます。

車種の名前は出していません。
メーカーの商標にあたるので、ジャンルの呼び方(オフロード/アメリカン/アドベンチャー)で分けています。バイクに乗る人には、これで十分伝わるはずです。

喜・怒・哀・楽を、4 段階ずつ

「うれしい」と「歓喜」では、送りたい気持ちがぜんぜん違います。同じ「怒り」でも、むっとしているのと、本気で怒っているのとでは別ものです。だから 4 つの感情を 4 段階ずつ、あわせて 16 枚にしました。

  • 喜 … うれしい → わくわく → 大喜び → 歓喜
  • 怒 … 不満 → いら立ち → 怒り → 激怒
  • 哀 … しょんぼり → 涙ぐむ → 泣く → 大泣き
  • 楽 … 上機嫌 → ダンス → 大笑い → 転げて笑う

段が上がるほど、体の動きも大きくなります。喜びは手が上がっていって最後は飛び跳ね、怒りは腕を組んだところから湯気が出るところまで。哀しみは座り込み、楽しさは転げて笑うところまで行きます。

ポーズと表情のバリエーションは、自分が描いた原画をもとに生成 AI で作りました。LINE への申請でも「AI を使用しています」で申告しています。隠すようなことではないと思っています。どこまでが自分の手で、どこからが道具なのかをはっきりさせておいたほうが、見る人にとっても気持ちがいいはずです。

細かいところをひとつ。16 枚は同じ倍率で縮めてあります。1 枚ずつ枠に合わせて大きさをそろえると、ポーズによって頭の大きさが変わってしまい、並べたときにバラバラに見えるからです。同じ人物だと見えることのほうが、1 枚ずつ大きく出すことより大事でした。

ただの自己満です

16 枚をそろえて、LINE へ出したところです。通るかどうかも、いつ通るかも、まだ分かりません。結果が出たら、またここでお知らせします。

売りに出すからには、売れたらやっぱり嬉しい。ただ、正直なところいちばん使うのはたぶん自分です。それでいいと思っています。

売れることや使われることより、自分で作って公開したという事実のほうが欲しかったのだと思います。これはスタンプに限った話ではなくて、アプリも同じです。ただの自己満です。

それでも作ったものは残るし、残ったものは次の材料になります。ヘルメット君も、いちばん気に入っている 1 枚はまだ出していません。この 16 枚には入っていないので、あとから足すつもりです。

ホームページにはキャラクターのページを作りました。16 枚が全部並べてあるので、どんな顔をするやつなのかは、そちらで見てもらえます。

ヘルメット君のページカレンダー by LAWRENCE

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現場で困ったことから作っています。
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つくっている人
LAWRENCE
LAWRENCE
アプリ開発 / イベント運営サポート
福島県郡山市で、ひとりでAndroidアプリを作っています。 イベントの現場では設営と、ステージの図面も描いています。 現場で自分が困ったことから、ひとつずつ作っています。
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