はじめまして。バージョン 6 までのこと。
開発日誌をはじめます。
1 本目なので、まずこのアプリが何なのかと、変更の記録が残っているいちばん古い版であるバージョン 6のことを書きます。
「カレンダー by LAWRENCE」は、Google カレンダーと同期する日本語の Android アプリです。イベントの現場で働きながら、自分と友人が予定を合わせるために作りはじめました。そのあたりの経緯は別のページに書いてあります。
いまはクローズドテスト中です。一般公開はもう少し先になります。
現場の予定は、終日で入れる
月・週・日・一覧の 4 つの表示、複数アカウント、Google ToDo、ウィジェット、オフライン対応。このあたりは、カレンダーとして当たり前に要るものです。
そのうえで、このアプリを作るきっかけになった困りごとが 1 つあります。
現場の予定は、たいてい終日で入れます。「何時から何時まで」は、行ってみないと決まらないからです。予定より早く終わる日もあれば、日付をまたぐ日もある。だから先に時間を入れておくと、ほとんどの場合それは嘘になります。
かといって「集合 8:00/移動/現場 9:30〜17:00/休憩/解散」と時間ごとに予定を分けて入れると、今度はカレンダーが予定だらけになって、その日に何があるのか読めなくなります。
終日で入れたまま、終わってから実際の動きを書き足せるようにしたい。これがずっとやりたかったことでした。答えにあたる機能は次の版(バージョン 7)で入れたので、次の回に書きます。
バージョン 6(2026 年 9 月 1 日)
変更の記録が残っているのは、この版からです。
バージョン 5 以前は、記録を取りはじめる前でした。
「小さくて読めない」と言われた
最初のテスターは、前の職場(商社)の上司にお願いしました。いまでもよくしてもらっている、数少ない尊敬している人です。その人に言われたのが「文字が小さくて読みづらい」でした。
そこで文字の大きさを「小・中・大」の 3 段階から選べるようにしました。文字だけでなく、余白もボタンもカレンダーのマスも一緒に大きくなります。文字だけ大きくすると、今度は枠からはみ出して読めなくなるからです。
初回の起動では、案内より先に見本を 3 つ並べて選んでもらうようにしました。あとからメニューでいつでも変えられます。
「いつ行ったんだっけ」から始まる写真探し
同じ版で「その日に撮った写真」も入れました。写真を撮った日のマスに、薄いカメラマークが出ます。日表示では、その日に撮った写真が並びます。
これは完全に仕事が理由です。現場の写真を探すときに、いつも「いつ行ったんだっけ」から始まっていました。端末には撮った順に並んでいるので、この写真より前、後ろ、とスクロールして探すことになる。カレンダーとつなげば、その手間が省けると思ったからです。
読むのは端末の中の写真だけで、どこへも送りません。Google フォトのような外のサービスは使っていません。既定は OFF で、設定で ON にしたときだけ動きます。
横スワイプの引っかかりを取った
月をめくるときに、指に付いてこない感じがずっとありました。調べたら、月を 1 ページ描くたびに、予定の日付を何千回も計算し直していました。
「どの予定がどの日にかかるか」を先に 1 回だけ作っておくようにしたら、目に見えて軽くなりました。
ボタンを減らした
上のバーから、前月・翌月へ送る「←」「→」と「?」を外しました。月・週・日はもともと横にスワイプすればめくれるので、同じことをするボタンが 2 つあったことになります。更新ボタンも外して、画面を下に引っ張れば更新に変えました。
空いたところに検索を入れました。
上のバーは、文字を「大」にするといちばん先に崩れるところです。ここに置くボタンは絞る、というのは今も続けている決まりです。
次の回
この 12 日後に出したバージョン 7 で、上に書いた「終日のまま、あとから実際の動きを書き足す」を入れました。このアプリでいちばん時間をかけたところです。

